【神社で挙げる結婚式】神前式の魅力とは?
白無垢を着て、神社で粛々と結婚を誓い合う・・・。
なんとなくのイメージはあっても、神前式の中身をちゃんと知っている方は少ないのではないでしょうか?
今回は「和装って綺麗で素敵だな」「神社の雰囲気って好きだな」と少しでも興味のある方に
神前式とはどんな式なのか、どんなことが出来るのかご紹介致します!
神前式とは
神前式とは、しきたりに沿って結婚の儀式を行う日本の結婚式です。
今日のような神前式が広まったのは、明治33年の大正天皇のご婚儀からといわれています。
新しく創られたものなので儀式も手探り。
キリスト教式や仏前式などを参考に作られたので似ている儀式も多くあります。
神前式の魅力①家族のための式
神前式では結婚を「二人が結ばれる」ことではなく「二人の家と家が結びつく」ことと考え、
両家の結びつきを大事にしています。
なので儀式も新郎新婦二人で誓いの言葉を読み上げたり、親族全員でお酒を飲んだりと
「主役の二人」のためだけの式ではなく、家族になる皆様が主体的に関われるような内容になっています。
そのため元々は式に参加するのも親族だけだったのですが、
最近ではご友人も招いて挙式を出来る神社も増えてきています。
会場にもよりますが、呼べるのは両家合わせて30~50人くらいの神社が多いので、
親族の人数を引くと呼べるのは数人くらいになります。
挙式は親族のみでご友人には披露宴から、または仲の良い友人だけ挙式に招くなど、
呼びたい人数によっての会場選びも必要です。
神前式の魅力②豊富な婚礼衣装
”神前式=白無垢+おかつら+綿帽子”
というイメージが強いかと思いますが、白無垢以外にも色打掛や引振袖といった衣装を選ぶことができます。
髪型もおかつらをかぶったり地毛を結い上げる「日本髪」や編み込みやシニヨンのような「洋髪」など
最近ではとても種類多く、好みに合わせた和装姿を演出する事ができます。
✿:白無垢
言わずと知れた和の婚礼衣装ですよね。
頭の先からすべて白一色のイメージがあるかもしれませんが、
小物や中の着物でさし色を入れる合わせ方も人気です♪
綿帽子という小物は白無垢にしか合わせることが出来ないので、白無垢+綿帽子を希望する花嫁さまが多いです。
✿:色打掛
白無垢とは打って変わって、豪華な色使いが特徴的な色打掛。
お柄などもわかりやすいので、好みで衣装を選びやすいですね。
結婚式にぴったりな豪華な色使いから、淡く優しいテイストのものまで種類が豊富なのが魅力的です。
写真映えもいいので、挙式だけでなく前撮りなどでも人気なお衣装です♪
✿:引振袖
引き振袖は白無垢や打掛と違い、軽さが特徴で、
何より豪華な帯を見せることが出来るのがポイント♪
裾は名前の通り引きずるような長さで、立ち姿では地面にさらっと広がります。
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いかがでしたか?
神社は結婚式の一度きりではなく、七五三やお宮参り、初詣など何度もお世話になる場所です。
どんな神さまを祀っているのかなどロケーションとしてだけでなく神社自体も調べて選べると素敵ですね。
式の内容も神社によって異なってくるので、特色を掴んで神前式に臨んでみてください。