神前式の演出*花嫁様の「紅差しの儀」とは?
神前式は新たなご家庭を持つと共に、親御様からの巣立ちの時。
花嫁様とお母様との絆を感じられる、最後の花嫁支度がございます。
親御様と過ごす最後の時間、演出を通して大切にしてみてはいかがでしょうか?
紅差しの儀とは?
紅差しの儀とは、最後の花嫁支度としてお母様が花嫁様に口紅を塗ってあげることです。
「嫁ぎの紅」とも呼ばれるこの紅は、昔は魔除けの意味合いも込められていたとのこと。
キリスト教式でのベールダウンのように、穏やかな時間を過ごしながら親子の絆を感じられる時間です。
紅差しの儀:タイミングは?
さてこの紅差しの儀ですが、行われるタイミングとして一番多いのはお支度のシーン!
お支度では花嫁様とお母様、二人のゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。
また挙式の直前に行うのも、花嫁様の緊張がほぐれて良いですね♪
他にもお色直しの際にお二人の時間を設けたりする人もいらっしゃいます。
紅差しの儀と併せて*花嫁支度の演出
花嫁支度には「筥迫(はこせこ)の儀」「懐剣(かいけん)の儀」というものもございます。
筥迫と懐剣はどちらも花嫁様が身につけるお小物の一つで、
花嫁支度としてお母様から花嫁様の胸元に挿して頂く事ができます。
筥迫は、江戸時代に武家の女性たちが化粧ポーチとして使っていたのが由来。
そこから「いつも女性として身だしなみを整え、美しくありなさい」という願いが...。
懐剣も、武家の女性の花嫁衣裳の一つで、布の中に短剣が入っていました。
「自分の身は自分で守る」という意味や、刀には神が宿るという考えから「魔除け」の意味もあります!
いかがでしたか?
ぜひ皆様も式を挙げる際には、ご両親との過ごし方を一度考えて進行を組んでみてください。
大切な日に、多くの人へ感謝を示せるといいですね♪
神前式や花嫁衣裳など、お悩みがございましたらお気軽にご相談くださいませ。
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