神前式(神社挙式)の儀式・作法をご紹介~修祓(しゅばつ)の儀 ~
最近人気上昇中の神前式には、たくさんの儀式があります。
お写真のように新郎新婦が巫女の介添えによって大中小の3つの盃に注がれたお神酒を三口で交互にいただき、
夫婦の契りを結ぶ、三々九度の盃といわれる儀式。
新郎新婦が神前に進み、二人で夫婦になる誓いの言葉を読み上げる誓詞奏上。
新郎新婦が巫女から受け取った玉串を神前にむけて供え「二礼二拍手一礼」し
新郎新婦に続き仲人夫婦、両家代表の順に玉串を慎んで供える玉串奉奠などがあります。
そんなたくさんある儀式のうちの1つに【修祓(しゅばつ)の儀】というものがあります。
厄払いなど神社でお祓いを受けたことがある方は
似たような経験をしたことがあるのではないでしょうか?
今日はその【修祓(しゅばつ)の儀】についてご紹介致します。
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祝詞と祓詞
神前式での唱え言葉には、大きく分けて祝詞(のりと)と祓詞(はらえことば)があります。
祝詞は神に申し上げる言葉で、個人の幸福や社会の安泰を願うという意味を含むものです。
それに対して祓詞は、神事の前提となるお祓い(修祓)をするもので、
神職や参列者のお祓いを行うための唱え言葉です。
神前式に限らず、神社で行われる様々な行事の際にこれらの言葉を唱えます。
修祓の儀
【修祓の儀】とは、神前式の儀式の間に行うお清めで、
神殿に置いてある大麻(おおぬさ:榊の枝に紙垂を付けたもの、または白木の棒に紙垂(しで)をつけたもの)
の前で祓詞が唱えられます。
祓詞を唱えることによって災厄やけがれをはらい浄める意味があります。
祓詞が唱えられたあとは、大麻を持って左右左と振って祓います。
そして一同も起立したまま頭を下げ、お祓いを受けます。
その後、ふたりの結婚が神様に奉告され、
ふたりの末長い幸せや両家の発展を祝って、神職より祝詞(のりと)が奏上されます。
いかがでしたか?
たくさんある儀式のひとつひとつにそれぞれ意味があります。
意味を知ったうえでの挙式だと感じ方も変わってくるかと思います!
神前式についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧くださいませ。
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