神前式・神社婚の流れを知ってますか？詳しく紹介！
神社挙式で最も多くご相談をうけることが、神前式の流れについてです。
当日挙式開始前に説明はありますが、出来るだけ当日の流れを把握しておく方が安心ですよね。
そこで神前式の流れについて、分かりやすくご説明させていただきます。
神社によっても異なりますが、大体の流れは同じですので、当日までのイメージを高めてみてください。
目次
1.参進の儀（さんしんのぎ）
神社によって異なりますが、まず手水舎（ちょうずや）で手を清めてから
神職・巫女・楽人（雅楽）などを先頭に、新郎新婦・親御様・ご親族の順に社殿へと進みます。
花嫁行列とも呼ばれる本殿に進むシーンは、
一般の参拝者からも祝福されて素敵なお写真も残せる、神社挙式ならではの魅力です。
2.修祓の儀（しゅばつのぎ）
婚儀の前に、神職が参列者全員をお祓いします。
その際、全員起立し頭を下げるように案内があります。
続いて、「斎主一拝（さいしゅいっぱい）」では、
神前に向かって参列者全員で神職に合わせ拝礼します。
3.三献の儀（さんこんのぎ）
よく知られる「三々九度」、夫婦固めの盃のことです。
神前に供えた御神酒を、巫女が長柄の銚子で三つ組みの盃に注ぎます。
お酒の弱い方は飲まれず口をつける真似だけでも問題ありません。
4.指輪交換
夫婦の絆の証として指輪をお互いの薬指にはめる儀式です。
ご希望に合わせて執り行われます。
5.誓詞奏上（せいしそうじょう）
新郎新婦様が誓いの詞を読み上げる儀式で、神様にご加護を願い、夫婦としての規範を守る誓いの文面になっています。
新郎新婦が神前に進み出て、主に新郎が誓詞を読み、新婦は自分の名前の部分のみ読み上げます。
6.玉串拝礼（たまぐしはいれい）
玉串（榊の枝）を持って神前に進み、夫婦円満や家庭繁栄の願いを込めて神前に向けて捧げます。
そして「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼します。
7.親族盃の儀（しんぞくはいのぎ）
両家親族の前にある盃に御神酒が注がれ、「親族固めの盃」を頂きます。
巫女が親族全員にお神酒を注ぎ、全員起立して一斉に3回で飲みほします。
8.斎主（さいしゅ）
挨拶 / 退場 神職が式を執り納めたことを神に報告して一拝します。
神職、新郎新婦様、親御様、ご親族様の順番で退場します。
その後はご家族様とお二人でお写真撮影をお楽しみください。
9.知っておくといいかも～神前式の豆知識～
◎神前式は短縮が可能？
神前式には、実は直接な流れとは関係のない儀が含まれていることもあります。
例えば、神前式にはもともと指輪交換の儀はありませんでした。
しかし、神前式でも指輪を交換したい！という声が多く、式の中に指輪の交換の儀が設けられるようになりました。
神前式を執り行う神社によって流れは多少異なりますが、一度神前式の流れについて相談するとよいかと思います。
◎神前式の所要時間は？
式自体の所要時間は３０～４０分です。
ただ、前後する場合もあるので時間に余裕をもってスケジュールを立てとくとよいかと思います。
◎神前式には親族しか参列できない？
神前式といえば、親族しか参列できない、、なんてイメージがありますが最近では友人が参加するケースも増えてきています。
神社によって参列の可否、参列できる最大人数などがあるので確認しておきましょう。
いかがだったでしょうか？
神前式の流れについて詳しく紹介してきました。
時間としてはあまり長いというわけではありませんが、どの儀も新郎新婦のお2人の幸せをお祝いするための大切なものです。
神前式で幸せの誓いを立てて見てはいかがでしょうか？
神前式の流れについて、またその他和婚に関するご相談、質問などございましたらぜひご連絡ください。
お待ちしております。