”天神さん”北野天満宮の結婚式の雰囲気は?
全国にある天満宮の総本社、北野天満宮。
天神信仰の発祥の地でもあり、梅の名所でもあります。
そんな北野天満宮で挙げる、神前式についてご紹介致します!
1.神社で挙げる結婚式 - 神前式の魅力とは
日本の伝統的な婚礼衣装に身を包み、境内で神様に結婚の報告をします。
儀式を通して両家の結びつきを確かにしていきます。
ホテルなどでも行えますが、神社での神前式はより厳粛で伝統を感じられる式になります。
2.北野天満宮とは
北野天満宮は平安時代中期に、菅原道真公をお祀りしたことが始まりとされています。
由緒ある伝統的な神社で、親しみを込めて「北野の天神さん」「北野さん」と呼ばれています。
天神様とは
菅原道真公が大宰府に左遷され没したのち、京都は彗星や落雷など天変地異が続いたとされています。
「道真公の怒りが雷として現れた」と貴族には畏れられ、
市民には雨の恵みを与えたる「雷神様(天神様)」として信仰されていきました。
道真公の学問に対する偉業から、天満宮は「学業祈願」などでも有名ですよね。
そんな天神様にまつわる見どころがたくさんあるので、観光としてもとても見ごたえのある神社です♪
3.北野天満宮で結婚式*おすすめポイント
至誠の神様
「心だに 誠の道にかなひなば いのらずとても 神やまもらむ」
これは北野天満宮の楼門に刻まれている道真公の呼んだ歌です。
天神様は学業の神様としても有名ですが、正直・至誠の神様としても信仰されています。
「至誠の神」天神様に誓うふたりの愛
きっと見る人の心にも残る素敵な結婚式になるかと思います。
道真公の愛した”梅の花”
「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」
ー春の東風が吹いたら、花の香を届けておくれ。わたしが居なくなっても春を忘れないでくれ。ー
道真公があらぬ罪で大宰府に左遷されたとき、梅の花にうたった和歌です。
この梅の花が太宰府天満宮まで一夜のうちに飛んでいったとされている「飛梅伝説」としても有名なので、
聞いたことのある方も居るのではないでしょうか。
北野天満宮には、その梅と同じ「紅和魂梅」という種だと伝えられているご神木があり、
他にも50種1500本ものの梅の花が植えられていて梅の名所でもあります。
梅が神紋として使われているので、あちらこちらに梅の可愛らしい模様がございます。
美しい花々に囲まれて、道真公と梅の花のようにお互いの愛を感じられる結婚式にできそうですね♪
北野天満宮で挙げる結婚式
いかがでしたか?
3月頃は梅の花、夏は新緑が美しく、秋は紅葉が景色を染める北野天満宮。
どこをとっても絵になるので、結婚式のロケーションとしてとってもおすすめです!
神前式をお考えの方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
他にも京都の神社での神前式の雰囲気についてご紹介していますので、読んで検討してみてください♪
【関連記事】