神前式の誓いの言葉 -「誓詞奏上」とは?
神前式での「誓いの言葉」は「誓詞奏上」と呼ばれ、儀式の中に組み込まれています。
神前式の儀式はたくさんありますが、そのなかでも誓詞奏上は注目の集まる感動的なシーンです!
今回はそんな「誓詞奏上」と教会式の「誓いの言葉」との違い、
また実際にはどんなことを述べるのかご紹介致します。
教会式・神前式の「誓いの言葉」
教会式での誓いの言葉といえば神父様の「健やかなるときも 病めるときも…」という問いかけに
新郎新婦が答えるものですよね。
実はこの他にも、新郎新婦が宣誓文を読み上げるものがあるのですが、誓詞奏上はそちらに近い形になります!
基本的に、誓詞奏上をするのは"新郎様"がメイン!
結婚式では花嫁様が主役になりがちですが、やはり新郎様のかっこいい姿も見たいですよね♪
新郎新婦ふたりともがちゃんと主役になれる、神前式はそんなところも魅力的です♪
では実際に「誓詞奏上」の内容について触れていきます。
神前式の「誓詞奏上」
誓詞奏上で読み上げる内容は定型文がありますが、
希望すればふたりの言葉で誓詞奏上を行うことができるところもあります。
神社によって、定型文のみのところ・いくつかの文から選択ができるところ・
オリジナルで文章を作ることができるところとありますので相談してみてください!
これから誓詞の構成をご紹介しますので、一部をふたりらしくアレンジしてみても素敵ですね♪
誓詞奏上の内容は?
1.結婚の報告
「私たちは今日を佳き日と選び 〇〇〔式場名〕の大前で結婚式を挙げました」
など、まず今日どこで結婚式を挙げるのかなどを読み上げます。
2.夫婦の誓い
「今後御神徳を頂きまして 相敬い相和し 夫婦の道を守り 共に・・」
「真心をもって信じ合える伴侶に出会えた喜びを・・」
など違いが出やすいのがこの誓いの部分!
出会えた縁に感謝したり、これからの二人の生活を思い浮かべたりするような文言が入れられます。
両家のご親族様の前でこのようなことを言われたら、新婦様の喜びもひとしおですよね♪
3.締めの言葉
「何卒幾久しく(いくひさしく)お守りください」
と締めて、日付・名前を読み上げます。
新郎様だけで読み上げる場合は、新婦様はご自分のお名前だけを読み上げることになります。
神社によっては誓詞奏上の儀式を行わないところもありますが、
新郎様の格好いい姿が見られる「誓詞奏上」!
ぜひ神前式の際は行ってみてくださいね♪
【関連記事】