**カラー別色打掛の魅力**【黒打掛特集】
色打掛のカラーには赤をはじめ、オレンジ、黄色、青などさまざまな色があります。
そのなかでも赤が人気なのは、白無垢の後、お色直しで着る事によって”嫁ぎ先の色に染まったこと”を意味するからなんです。
色打掛ではありませんが、引振袖でいう黒い色は”嫁ぎ先以外何色にも染まらない色”とされ、引振袖の中で一番格の高い色でした。
こういった話を聞くと黒色もなんだか特別に思えますよね。
今回はそんな素敵な黒打掛をご紹介したいと思います。
1.黒色が与える印象
冒頭で触れました通り黒は格が高く高級感があります。
色打掛はその素材からもともと重厚感があり気品もありますが、
黒い色はその雰囲気をいっそう強く与えてくれます。
▼タガヤ では黒を始め様々なカラーのものをレンタルでご用意しております。
2.黒打掛 ✺おすすめ4選✺
①サヤ古都桜黒絞り牡丹
シックな2色でまとめられた地に、大胆にあしらわれた牡丹の花が優雅な色打掛。
シンプルに纏められつつも、黒・赤・金と豪華な色づかいで婚礼の場にふさわしい一着です。
大人な花嫁様の格と上品な雰囲気を漂わせてくれます。
②金彩桜菊に毬絵模様
黒地にうっすらと描かれる桜の柄をさらに金彩の桜や菊で埋め尽くし、なんとも華やかな一着。
やわらかな色使いで大人な落ち着いた雰囲気を演出します。
落ち着いた色彩とは異なり、肩や袖、背中に配された毬は曲線で柔らかな印象になり可愛らしさもあります。
毬は着物だと健やかに丸々成長するようにといった意味があり打掛にある場合は”嫁ぎ先での満ち足りた日々”を願うものとなっています。
③雲取りに薬玉
京友禅の上に刺繍と箔を贅沢に使用することで、可愛らしさと高級感を兼ね備えた、打掛に仕上がりました。
特別な日を迎える花嫁様にふさわしい可愛らしさと、幸福感ふれる一点です。
黒地の袖や裾が鮮やかな赤い色になっていくので赤色も味わえる嬉しい色打掛。
色とりどりのくす玉が可愛らしいですよね。
[雲取りに薬玉]
④平安四季の舞
御所車をメインに、四季の花々を色鮮やかに描きました。
その華やかな光景の中を舞い飛ぶ鶴の姿は大変優雅で美しく、お二人の慶びを讃えているかのよう・・♪
黒地を埋め尽くほど豪華な輝きを放つ金をふんだんに用いて織り上げた西陣織の逸品です。
[平安四季の舞]
いかがでしたでしょうか?
黒地の色打掛も気品がありなかなか美しいですよね♪
白や色とりどりの花がいっそう鮮やかにみえます!
みなさまもさまざまな色打掛を合わせてみてください*