神前式のお衣装は?新郎新婦別にご紹介!
結婚式といえばやはり華やかな衣装にもしっかりとこだわりたいですよね!
でも神前式でよく見かけるのは”白無垢"。
ほかにはどんな衣装があるのか、ご存知ない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は神前式で着用されるお衣装を新郎新婦別にご紹介致します♪
1.神前式とは
このブログを読んでくださっている皆さまはもうご存知かもしれませんが、
神前式とは、しきたりに沿って結婚の儀式を行う日本の結婚式です。
”結婚とはふたりの家同士を結びつけるもの”という考えから、神前式では儀式を通して神さまにお2人の結婚を報告します。
※神前式では家同士の結びつきを重要視するため儀式に参加できる人数も両家合わせて40名など、多くはありません。
2.新婦(花嫁)さまのお衣装
芸能人が神前式を選ばれるとよく目にするのが”白無垢”ですよね。
真っ白なお衣装はウェディングドレスとはまた違った美しさや気品も感じます♪
そんな白無垢以外にも、神前式の花嫁衣装は”色打掛”と”引振袖”の合わせて三種類がございます。
白無垢
”白無垢”、名前の通り真っ白な着物です。
白は神聖な色とされ”白無垢”は真っ白な色から「嫁ぎ先の相手の家の色に染まる」という意味をもっています。
色打掛
色打掛は白無垢とほぼ同格のお衣装で、華やかなので神前式で着用される方も多く、人気のお衣装です。
色打掛は白無垢からのお色直しで着用することで「花嫁に血(=色)が通う(生まれ変わり)」
嫁ぎ先での新たな生活を築いていくといった意味が込められています。
⊿「似合う」色打掛の選び方~魅力を引き出す一枚を見つけよう~
引振袖
引振袖は、振袖を腰の部分で折って丈を調整する”おはしょり”を作らず、そのままの丈で着用したお衣装。
中でも黒色のものは”黒引振袖”と呼ばれ、昭和初期の代表的な婚礼衣装でした。
黒は「他の誰の色にも染まらない」というとても格式高いお色なので、
神前式では黒引振袖を選ばれる方が多くいらっしゃいます。
3.新郎(花婿)さまのお衣装
さて、つづいては新郎(花婿)さまのお衣装です!
新郎(花婿)さまの衣装は紋付袴と言われるお着物。
紋付袴についてもご説明致します!
紋付袴
紋付袴とは、神前式におけるご新郎(花婿)さまの第一婚礼衣装。
神前式において、新郎(花婿)さまと新婦(花嫁)さまの衣装の格を合わせることが大切です。
紋付袴は格式高い花嫁衣装と同格の男性衣装となっているので新郎(花婿)さまは、ぜひ紋付袴をお召しください。
神社挙式では黒羽二重、五つ紋が正式な男性和装です。
家紋は入れられるの?
タガヤでは黒の紋付袴に限り、ご自身のお家の家紋を入れる事ができます。
・家紋を入れない場合
男性の一般紋として丸に違い鷹の羽という紋があります。
ご自身のお家の家紋に貼り替えをご希望されない方は
貼り替えなしでこちらの家紋でも問題ございませんので、ご安心くださいませ。
いかがでしたか?
白無垢、色打掛、引振袖はどれも美しくどれを着るのか迷ってしまいますよね。
新郎さまの紋付袴もお着物の色味や袴のお柄によって印象が変わるので
ぜひお衣装選びを楽しんでくださいませ♪
最後になりましたが、2017年もたくさんの大切なお式のお手伝いをさせて頂きまして
誠にありがとうございました。
2018年も精一杯お手伝いさせて頂きますので何卒よろしくお願い致します。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。