神前式で人気の着物は?京都の老舗呉服店が選ぶおすすめ和装
神前式といえば神社、神社といえば京都ですよね! 京都にはたくさんの神社があり、着物を着て歩かれる方も多い日本の誇れる和の地域です。
本日はそんな京都の老舗呉服店であり、 ブライダルも手がける”TAGAYA”が選んだ神前式におすすめの着物をご紹介致します。
最初にご紹介する一着目は色打掛の「引き箔 雲取秋草(ひきばく くもどりあきぐさ)」です。
唐織に引き箔で、優美な雲の下に様々な秋草が咲きあふれる情緒を、 吉祥文様の雲取秋草文様で表現しています。
吉祥文様とは良い兆し、めでたいしるしという意味を表現した文様の総称です。
地色には大変珍しい黄櫨染色にうぐいす色の胴裏で、クラシカルながら現代的に仕上げられています。
続いて同じ色打掛の「吉祥慶長熨斗(きっしょうけいちょうのし)」です。
江戸時代、慶長年間は従来の古典的な伝統美をより近代的な装飾性へと展開させた時代であるとされています。
当時創作された素晴らしい意匠を現代風に構成し、唐織で再現した逸品です。
熨斗は贈答品につける飾りものの形を文様化したものであり 両家の結び付きを深めるという意が込められています。
そして三着目は引振袖の「青雲熨斗目(せいうんのしめ)」です。
吉祥文として江戸時代より好まれた日本古来の伝統文様、 熨斗目文様を肩から大胆に配した逸品。
熨斗目文様とはお宮参りの祝い着によく用いられるデザインで袖の下と帯のあたりに横に模様を入れたものです。
華やかさの中に格調の高さをかもしだし、花嫁をより一層たおやかに見せる水色地の引振袖となっています。
いかがでしたでしょうか。
三着とも伝統的模様を取り入れつつ華やかでお祝い事にふさわしい着物となっております。
落ち着いた品のある雰囲気の中に、華やかさ溢れる人気の着物です。
また伝統的な白無垢なども安定した人気があります。
「相良手刺繍 飛翔(さがらてししゅう ひしょう)」が白無垢の中で一番のおすすめです。
長寿の象徴とされる白鶴や、大輪の花牡丹を始め四季を飾る麗しい花々をふんだんに描いております。
全て手作業により施した手刺繍が豪華さを醸し出しています。
神前式で使う和服は一つ一つの模様などの細部にまでお祝いの意味を込めて作られています。
華やかさな着物のに込められた思いや意味を知り、それを着ることで幸せがさらに増していくものだと思います。
上記の着物以外でも、素敵な着物がTAGAYAにはまだまだたくさんございます。
もっと知りたい、実際に着てみたいという方向けに ご紹介した4着も含め、普段よりもたくさんの着物を実際にご覧になることが出来るフェアを
12月24日(土) 10時〜、13時〜、16時〜
12月25日(日) 10時〜、13時〜、16時〜
に京都にて開催いたしますのでぜひお越しくださいませ。