意外と知られていない!?お色直しの深い意味と最近の事情
結婚式と言えば...ウエディングドレスや白無垢を着て、
披露宴でカラードレスや色打掛に着替えるというイメージをされている方は多いですよね。
でも最近はお色直しをせずにそのままお式でのお衣装1着で
結婚式から披露宴まで過ごされるという花嫁様もいらっしゃいます。
今回はお色直しについての意味、由来を紹介するとともに
お色直しをする際のメリット等をご紹介致します。
目次
実は知っている人が少ない!お色直しの意味とは?
お色直しとは一般的に「結婚式の途中で、新婦が式服から別の衣装に着替えること」と定義されています。
お色直しは、純白の衣装から色鮮やかなカラードレスや色打掛にチェンジすることで
式の雰囲気もすっかり変わり、一段と盛り上がる結婚式の一大イベントの一つです。
お色直しの意味とは、現代では「お披露目」という意味合いが強いと思います。
そんなお色直しですが、実は長い歴史があり、お披露目という以外にも古くからの意味合いがあります。
お色直しの本来の意味を知れば、お色直しに対する考え方も変わってくるのではないでしょうか。
次は歴史の長いお色直しについて、由来をご紹介致します。
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短いようで長い歴史を持つお色直しの由来
お色直しの歴史は古く奈良時代から続いている文化だとされています。
結婚後三日間は白無垢を着て、四日目からようやく色打掛を着ることが許され、
結婚相手のお家に染まっても良いとされた習慣が現在のお色直しという文化につながっているとされています。
これから相手の家に染まりますという由来を持つお色直し。
そんなお色直しの由来や意味を知れたところで
お色直しをするメリットについてご紹介していきたいと思います。
お色直しの2つのメリット♪
ゲストと過ごす時間が減ってしまうからお色直しは考えていないという方もいらっしゃいますが、
お色直しをして頂くことでメリットもあります。
1.式にメリハリがつく
お色直しの時間は約15分から30分です。
ゲストの皆様も2時間、常に集中しっぱなしだと少しずつ疲れてきてしまうこともありますよね。
そんな時にお色直しがあることで、
15分から30分程度じっくりとお食事を楽しんだり、
ゲストの皆様での会話を楽しんでいただりというお時間を取ることができます。
また、一度そのようなお時間を取って頂くことで
お色直し後の登場でゲストの皆様のテンションも更に上がるのではないでしょうか。
特に女性の方はお色直しでどのように変わるか期待している方も多いため、
ご親族様をはじめご友人の皆様にも喜んで頂けるかと思います。
2.新郎新婦の休憩の時間
自分たちが主役だからこそおもてなしの心を持つことは大切だと思います。
しかし結婚式ではお2人が常に人前に居ることになるため、思っている以上に緊張もします!
そのような状況でのお色直しは大事な休憩の場です。
一息ついてしっかり休憩しましょう。
これらがゲストの皆様にとっても、お2人にとっても、お色直しのメリットだと言えます。
しない派も徐々に増えているお色直し
最近のお色直しの傾向として一度もお色直しをしないという新郎新婦が増えています。
「カラードレスにかけるお色直しの費用がもったいないから」や
「ゲストとたくさんの時間過ごしたい」という思いがあるようです。
ただ、地域によってはお色直しはするのが常識!というところもありますので、
お色直しをするのかどうか決める際は両家で話し合っておいたほうが良いと思います。
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いかがでしたか。
今回はお色直しについてご紹介致しました。
お色直しは、ただイメージを変えるというだけではなく
歴史ある意味合いがあったり、メリットがあったりするんですね。
お色直しをすることでさらにお2人らしい、
素敵な挙式を作り上げてみてはいかがでしょうか。
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