神前式に母親が洋服を着てもいいの？
結婚式でのお母様のお衣装といえば、留袖がまず浮かぶかと思います。
実際、式のスタイルに関係なく留袖をお召しになるお母様が一番多いのが現状ですが、
神前式では、お母様が洋服を着ても良いのでしょうか？
今回は、神前式でのそんなお母様の衣装の疑問についてお答えします！
目次
そもそもなぜ結婚式で母親は留袖を着るの？
江戸時代初期頃から、留袖と呼ばれる着物がありましたが当時はまだ普段着だったそうです。
江戸時代後期になると、式やイベントの際に着られるようになり、
その後明治時代に入ると、西洋からブラックフォーマルの概念が取り入れられ、留袖は特別な着物へと発展していきました。
今では、ミセスが着用する着物の中で最も格の高い第一礼装が留袖となり、現代の結婚式で、お母様は留袖を着るのが定着しています。
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神前式で母親が洋服を着ても良いの？
神前式では、「着物じゃないと・・」と思われがちですが、洋服でも問題はありません！
特に、暑い夏の時期や、体調や体質などで、洋服を着られるお母様もいらっしゃいます。
ドレスコードを守って、ふさわしい洋服を準備すると良いですね。
結婚式での母親の洋服は？ドレスコードって？
洋装のドレスコードは、主にイギリスの文化から大きく影響を受けています。
本来なら、時間帯に分けたフォーマルウェアが存在しますが、日本のブライダルのシーンでは、
昼だから・・夜だから・・などと装いを分けることはほとんどありません。
黒いロングドレスやロングスカート
結婚式での母親の洋装では、黒いロングドレス（アフタヌーンドレス、ロングワンピース）が基本となります。
スカートの丈は短いとカジュアルな印象を与えてしまうため、くるぶし近くまでの長さがおすすめです。
ロングドレスは肌の露出が少ない長袖のものか、半袖やノースリーブのものなら、上からジャケットを着ます。
ジャケットを切る場合は、ロングドレスではなく、黒いロングスカートを合わせても◎
スーツやツーピースでも
また、ややカジュアルよりにはなりますが、上下共生地で仕立てられた、スーツやツーピースを着る方もいらっしゃいます。
光沢感やハリのある生地を選んでも、素敵ですよね。
パールなどのアクセサリーや、ブローチ、コサージュなど、小物類を取り入れると華やかな雰囲気になります。
洋服で行くなら！注意したいポイント
神前式にお母様が洋服を着る上で、気を付けたいポイントを紹介します。
両家の格を合わせる
例えば、「新郎様のお母様は留袖、新婦様のお母様は洋服。バラバラの衣装でも良いの？」
と疑問に思う方も多いかと思います。
本来なら、和装と洋装、両家で合わせたほうが良いという傾向もありましたが、
最近の結婚式では、両家格を合わせれば良いとされています。
新郎様のお母様が留袖を着られるなら、新婦様のお母様は黒いロングドレスを着用すればOKとなります。
ご親族にも早いうちにご連絡を
親しいご親族の中には、式当日に留袖を着る方もいらっしゃいます。
ただ、新郎新婦様のお母様が留袖を着ないのに、親族が留袖を着ていると紛らわしい印象を与えてしまいます。
ご親族には早い段階から、「母親が洋服を着るので洋服で来てほしい」など、一言連絡を入れたほうが親切ですね。
いかがでしたか。
神前式でも、ドレスコードを意識した装いなら洋服でもOKです！
素敵な衣装で当日をむかえられるよう、ご両家でよく話し合わることをオススメいたします＊