ご友人様の結婚式で着物を着るとき、帯の結び方をどうするか迷いますよね。

華やかな席だからこそ、可愛い後ろ姿にしてみませんか？

今回は、帯の結び方や参列時の着物についてご紹介致します！

帯の結び方、おすすめ３選

改まった場では、二重太鼓という結び方をしておけば間違いない、と言いますよね。

しかし若い女性には少し物足りなく見えたり、地味に見えたりします。

そこで、結婚式のような場で使える少し華やかさをもたらす帯の結び方のご紹介致します♪

①ふくら雀結び

これは、防寒対策として寒さをしのんで丸くなっている雀の姿が由来となっています。

正面から見た姿が帯の結び方に例えられ、福と繁栄をもたらす縁起の良いものとして

結婚式に参列をされる皆さまに人気です！

お太鼓の大きさを変えると、どのような体型の方にも似合うと言われています。

②文庫結び

浴衣の帯でよく見る結び方ですが、結婚式でも少し控えめで清楚な雰囲気が醸し出せます。

立体的でふわっとしているので、椅子にもたれないようご注意くださいね。

③立て矢結び

リボンを少し斜めにしたような形で、ボリュームのある結び方です。

花嫁さまの和装だけでなく、参列者さまも華やかさを出したい時に用います。

１．着物には格式がある

着物には、第一礼装、準礼装、略礼装、と格式がありますが、

一般的にご友人様の結婚式には準礼装で出席します。

第一礼装として、「黒留袖」、地の色が黒以外の「色留袖」、「振袖」

準礼装として、紋がついている「訪問着」、三つ紋以上の「色無地」

略礼装として、紋がついていない「訪問着」、一つ紋の「色無地」、「付下げ」があります。

２．着ていい着物、いけない着物がある？

①未婚の女性の着物

結婚式に彩りを加えられる「振袖」は未婚の女性が着ます。

参列される皆さまは小振袖より華やかさがある中振袖を選びましょう！

②既婚の女性の着物

最も格式が高い「黒留袖」、五つ紋つきの「色留袖」は、

ご新郎様ご新婦様のお母様やご親族様など、招待する側の既婚女性が着ます。

既婚女性の第一礼装です。

３．結婚式当日に気をつけたいこと

洋装の場合、白はウエディングドレスと色が重なるので控えるのがマナーですが、

和装の場合はその着物の格があっていればあまり気にする必要はありません。

もし白の色味が気になるという方がいらっしゃれば

半襟や重ね襟等で色味を足して頂くのもオススメです。

大切なご友人様の晴れ舞台、

マナーを守って普段あまり着る機会のない素敵な着物を楽しみましょう！