季節に合った色打掛 〜紅葉編〜
着物を着るタイミングとしては少し涼しくなってくる春秋頃がベストとよく言われています。
せっかく着る着物の柄は季節や風景に合ったものを選びたいですよね。
今回は秋に合う紅葉柄の色打掛の紹介をしていきます。
曲水桜楓
きらめく金糸を織り込んだ生地に、几帳や鼓、器物、満開の桜や楓をいっぱいに配した打掛です。
手描き友禅による器物の色彩や楓、築山の朱は晴れやかさを添え優しい地色を引き立てます。
引箔 等伯瑞桜楓文
江戸初期に活躍した長谷川等伯の代表作。
国宝「楓図壁貼付」を六百口引箔の総絵羽織で表現した壮麗な逸品です。
桐の地紋が映える錦地に、楓、緑鮮やかな萩、上前には八重桜を配して華やかに。
秋草刈柴文様
こちらの唐織の風合いは上質の絹糸ならではの特色です。
柄は菊をはじめとして萩、桔梗といった秋の草花をやわらかくすっきりとした生成りの地に
明るい色使いで愛らしく織り上げ、格調高く可愛らしい印象の一着です。
流水鶴に牡丹
時を経てもなお流れ続ける流水文様は、未来永劫の幸せを意味しています。
最高級の螺鈿箔を用いて格調高く、洗練された大人の印象を感じさせる逸品です。
いかがでしたか?
秋を感じさせる紅葉柄の色打掛は花嫁様の魅力を最大限に引き出してくれますね。
日本らしさが存分に感じられる素敵なお柄の色打掛。ぜひ一度お試しください!