【ゲスト衣装】結婚式に呼ばれたら振袖で華やかに
結婚式に招待されたら、まずどんな服装で行こうか迷いますよね。
お着物は会場に華を添え、ホスト側にも喜ばれる衣装です。
未婚女性の第一礼装である振袖は、ゲストだけでなく、親族の結婚式でも着ることができます。
今回は、そんな華やかな振袖についてご案内します。
目次
振袖の種類
振袖は、未婚女性が着る礼装・正装用の袖丈が長い着物です。
一般的に『振袖』と言うと、成人式の時に着る着物というイメージがあるかと思いますが、
振袖には種類があり、袖の長さによって、『大振袖』『中振袖』『小振袖』と分けられています。
大振袖（おおふりそで）
袖の長さが１１５センチ以上ある振袖で、ご新婦様衣装の『引振袖』『お引きずり』がこれに当たります。
腰の位置で折り返しを作る「おはしょり」を作らず、裾を引きずるように着付けるのが特徴です。
中振袖（ちゅうふりそで）
袖の長さ９５〜１１５センチ成人式で着用される振袖はこちらの中振袖です。
ハレの日に最適で、成人式、結納など華やかなお祝いの席にふさわしい着物です。
小振袖（こふりそで）
袖の長さは８５〜９５センチのもので、卒業式などの袴に合わせて着用されることが多い振袖です。
インフォーマルな場所にも気軽に着ていくことができるので、ちょっとしたパーティなどにも。
結婚式に振袖を着る際のマナー
華やかな中振袖は結婚式にぴったりの衣装です。
ただ、いくつかマナーや気をつけるべき点もあるのでご案内します。
ぜひ参考にしてみてください♪
１．既婚・未婚、年齢制限は？
振袖は、未婚女性のみが着られるお着物。
既婚女性はゲストの立場なら訪問着、親族側なら色留袖や黒留袖を着用します。
ただ、結婚一年目ならOK、などと捉える地域もあるようですので、ゲスト側でどうしても着たい場合は、新郎新婦様に確認してみるのも良いかもしれません。
親族側の場合は、お客様を迎える立場にあたりますので、一般的マナーを守って色留袖や黒留袖を着ることをおすすめします。
２．TPOを考えた柄選びを
主役はあくまでも新郎新婦様。お色直しのドレスと色が被らないなど、派手になりすぎないよう心配りが必要です。
ちなみに、洋装ではタブーとされている白やクリーム色ですが、和装の場合は白やクリーム色を選ばれる方もいらっしゃいます。気になるようなら、重ね衿で色味を足すと良いでしょう。
おすすめの振袖
華やかな柄で顔周りも明るい印象に
金色の菊の刺繍が豪華な、柄も色味も華やかな「桂由美」の振袖。
小物やヘアスタイルは抑えてバランスをとると良いですね。
柔らかい雰囲気のエンジ地に総絞り
エンジ地に総鹿の子絞り。
丸みのある梅柄とぷっくりとした総絞りが可愛らしい印象です。
爽やかなパステルカラーと四季の花
淡い色合いの辻が花。
桜や藤などの四季の花に、「縁」や「人の繋がり」をあらわす七宝文様はお祝いの席にぴったりです。
いかがでしたか。
振袖はドレスとは違った華やかさがあり、素敵ですよね。
大切な友人や親族の結婚式にぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。