神前式の流れ
神社挙式で最も多くご相談をうけることが、神前式の流れについてです。当日挙式開始前に説明はありますが、出来るだけ当日の流れを把握しておく方が安心ですよね。 そこで神前式の流れについて、分かりやすくご説明させていただきます。神社によっても異なりますが、大体の流れは同じですので、当日までのイメージを高めてみてください。 ◎参進の儀(さんしんのぎ) 神社によって異なりますが、まず手水舎(ちょうずや)で手を清めてから神職・巫女・楽人(雅楽)などを先頭に、新郎新婦・親御様・ご親族の順に社殿へと進みます。花嫁行列とも呼ばれる本殿に進むシーンは、一般の参拝者からも祝福されて素敵なお写真も残せる、神社挙式ならではの魅力です。
◎修祓の儀(しゅばつのぎ)
婚儀の前に、神職が参列者全員をお祓いします。その際、全員起立し頭を下げるように案内があります。続いて、「斎主一拝(さいしゅいっぱい)」では、神前に向かって参列者全員で神職に合わせ拝礼します。
◎三献の儀(さんこんのぎ)
よく知られる「三々九度」、夫婦固めの盃のことです。神前に供えた御神酒を、巫女が長柄の銚子で三つ組みの盃に注ぎます。お酒の弱い方は飲まれず口をつける真似だけでも問題ありません。
◎指輪交換
夫婦の絆の証として指輪をお互いの薬指にはめる儀式です。ご希望に合わせて執り行われます。 ◎誓詞奏上(せいしそうじょう) 新郎新婦様が誓いの詞を読み上げる儀式で、神様にご加護を願い、夫婦としての規範を守る誓いの文面になっています。新郎新婦が神前に進み出て、主に新郎が誓詞を読み、新婦は自分の名前の部分のみ読み上げます。
◎玉串拝礼(たまぐしはいれい) 玉串(榊の枝)を持って神前に進み、夫婦円満や家庭繁栄の願いを込めて神前に向けて捧げます。そして「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼します。
◎親族盃の儀(しんぞくはいのぎ) 両家親族の前にある盃に御神酒が注がれ、「親族固めの盃」を頂きます。巫女が親族全員にお神酒を注ぎ、全員起立して一斉に3回で飲みほします。
◎斎主(さいしゅ)挨拶 / 退場 神職が式を執り納めたことを神に報告して一拝します。神職、新郎新婦様、親御様、ご親族様の順番で退場します。その後はご家族様とお二人でお写真撮影をお楽しみください。
Keywordキーワードで記事を絞って検索!