和婚が人気って本当?注目される理由は?
和婚とは和の要素をとりいれた結婚式。
神前式のように厳粛で伝統を重んじるものから、和のテイストを加えたものまで様々です。
最近ではこの和婚にまた人気がでてきたと言われています。
今回はそんな和婚がなぜ人気になったのか。その理由を神前式の特徴と一緒にご紹介します♪
1.神前式とは
神前式とは、しきたりに沿って結婚の儀式を行う日本の結婚式です。
”結婚とはふたりの家同士を結びつけるもの”という考えから、神前式では儀式を通して神さまにお2人の結婚を報告します。
最近は家族挙式といった家族・親族までを呼んで挙式をするスタイルもあります。
神前式はもともと家同士を結びつけるものなので神社で挙式に立ち会うことができるのは両家合わせて40人程度。
少人数で挙式をしたいといった要望も増えたので家族挙式を和婚で行う人が増えたのかもしれませんね。
2.花嫁衣装の種類
和婚には白無垢、色打掛、引振袖の三種類の花嫁衣装があります。
白無垢は芸能人の結婚式でも見かけることが多くなり、海外の方でも和婚に興味を持つ人が増えています。
白無垢
白無垢は名前の通り真っ白なお衣装。
白無垢の白は”嫁ぎ先の相手の色に染まる”という素敵な意味が込められています。
色打掛
白無垢からのお色直しで着用することで”花嫁に血(=色)が通う”
嫁ぎ先での新たな生活を築いていくといった意味が込められています。
最近は白無垢よりもこの色打掛の人気が高まっています。
結婚式はウェディングドレスを着たいけど、前撮りやウェディングフォトは和装、なかでも色打掛で撮りたい!
といった写真を色打掛で撮られる方が多くなってきたことも和婚が人気の理由の一つです♪
引振袖
引振袖は、振袖を腰の部分で折って丈を調整する”おはしょり”を作らず、そのままの丈で着用したお衣装。
中でも黒色のものは”黒引振袖”と呼ばれ、昭和初期の代表的な婚礼衣装でした。
3.和婚のヘアスタイル
和婚といえば”白無垢”に”かつら”。
昔ながらのそういった日本髪のイメージがありました。
しかし、沢尻エリカさんや神田うのさんなど、
そのイメージを塗り替えるように洋髪に和装といった新しいスタイルを生み出しました。
今では洋髪に白無垢や色打掛をあわせた和婚が人気になり、
今までの”かつら”という白無垢のハードルを下げてくれました。
4.和婚の国際結婚
和婚ブームには海外からの注目もあります。
日本ではおなじみの着物姿も海外の方からみると新鮮で珍しい衣装ですよね。
今では海外から神前式を挙げに来られる国際結婚カップルや、
和装姿の写真を撮って欲しいと日本に訪れる方も増えています♪
5.人生の節目
日本では昔から七五三や成人式など、人生の節目に着物を着ることが多く、
受験の合格祈願や会社の成功祈願でも神社にお参りする機会がたくさんありました。
昔から何かの節目に訪れていた神社は今でも様々な人の大切な場所ですよね。
和婚はそういった日本人の伝統を重んじる心が求めている結婚式なのではないでしょうか?
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