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神前式で取り入れたい!〜雅楽の生演奏〜

 

神前式の演奏は、雅楽といいたくさんの楽器で演奏されます。

入場のときや、玉串拝礼のときなど、何度か演奏される機会がある雅楽。

神前式の雰囲気を壊さず、厳かに演奏されます。

 

今回はそんな雅楽について、ご紹介します!

 

 

神前式 雅楽

 

1.雅楽の歴史

 

雅楽とは、日本古来の歌舞、外来の音楽舞踊、平安期に作られた歌曲の総称です。

外来舞踊は、朝鮮半島から伝来してきたもので、1200年以上も受け継がれています。

「雅正の楽」と言われ、上品な音楽を意味しています。

701年の大宝律令では初めて朝廷の音楽を司る雅楽寮という役所が作られました。

現在は宮内庁雅楽部が中心となって、雅楽の保存に力を入れています。

 

 

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2.神前式で演奏される雅楽

 

式の間の雅楽は、一曲約数分のものを、何曲か演奏します。

一般的には新郎新婦の入場のとき、三三九度の杯、親族固めの杯、玉串拝礼のとき、式が終わるとき、に演奏されます。

神前式での雅楽の演奏は、普段の雅楽の演奏のときより少人数で、

指揮者がいないため、奏者みんなで心を合わせて演奏します。

 

 

 

3.雅楽で使われる楽器

 

笛には大きく分けて、横笛(おうてき)、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)の3種類があります。

横笛の中にも、龍笛(りゅうてき)、高麗笛(こまぶえ)、神楽笛(かぐらぶえ)と分かれています。

龍笛は主旋律を奏でることの多いパートです。

 

打ちもの

打ちものは、太鼓などの打楽器と呼ばれている楽器です。

最もよく使われる3種類の太鼓を合わせて、「三鼓」といいます。

 

糸もの

糸ものには、琵琶(びわ)と箏(そう)があります。

琵琶はシルクロードを経て、奈良時代に日本へ伝わりました。

糸ものは、リズム楽器として使われています。

 

 

 

4.雅楽のメンバー構成

 

笛[竜笛、篳篥、笙]

打ちもの

糸もの[琵琶、箏]

というのが一般的な雅楽のメンバー構成です。

少ない人数で息を合わせて、神前式の厳格な雰囲気を作り出します。

 

 

古くからの伝統を持つ雅楽の生演奏がある神前式はとても素敵で趣深いですよね。

ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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