役立つ!お呼ばれ結婚式での立ち居振る舞い
神社での結婚式に招待されたし、普段は着ることのできない着物を着てみたい!
でも、着物の立ち居振る舞いは難しそうと諦めてしまう方も多いはず!
今回はそう思っている方でも、知っておけば安心の着物の立ち居振る舞いについてご紹介します♪
目次
1.押さえておけば安心!基本の立ち居振る舞い
①美しくみえる姿勢
着物を着ているときに意識しなければいけない一番のポイントは"姿勢"です。
背筋をピンと伸ばし、まっすぐ前を向いて肩の力を抜き、心もち肩を後ろに引くように意識しましょう。
②綺麗な立ち姿
つま先は開かず、体の中心に力をいれ、内股気味に立つことを心がけましょう。
片足を軽く後ろに引くことで女性らしくより綺麗な立ち姿になります♪
両手は前で自然に重ね、手を挙げるときは二の腕が見えないように袖口を抑えるように意識しましょう。
③歩くときに気をつけるポイント!
歩くときは最初の姿勢を意識して歩幅を小さく、足をまっすぐ運ぶようにして歩きます。
また、履物を引きずったり、大きな音を立てないように注意しましょう。
どうしても歩きづらいという方は着付けの後に足を肩幅に開き、
裾を左右に開くように膝を軽く2、3回曲げて調節しておくと締めつけを緩和でき、歩きやすくなります。
④座るときに気をつけるポイント!
◇正座の場合
正座をするときは右足を少し引いて右手で上前(着物の上側にくる部分)を少し引き上げると着物に余裕ができます。
上前の太ももあたりを左手で押さえて腰を落とし、右手で上前をなでおろしながら、順に膝をつきます。
膝の間をこぶしひとつ分ほど開けて両膝をつき、膝裏の着物を左右に引いて整えましょう。
両足の間に腰が収まるように座れたら、両膝をやや浮かせ、着物の乱れを直して座り直します。
◇椅子の場合
椅子に腰掛けるときは帯を崩さないように浅く腰掛けましょう。
また、足は揃えるように心がけることが大切です。
⑤階段を上るとき
階段を上るときは階段に対して身体をやや斜めにし、褄(つま)を持ち上げながら上ると歩きやすいです。
階段では特に注意してゆっくり歩きましょう。
2.車での移動 気をつけたい立ち居振る舞い
車に乗るときは足から車内にあがると着崩れの原因になってしまいます。
着物の裾が乱れないように気をつけながらお尻から座席に腰をおろしましょう。
腰を下ろしたら両足を揃えて地面から離し、身体を回転させ、足を入れます。
車内でも帯を崩さないように浅く座ることを心がけましょう。
3.着物で食事! 注意する3つのポイント
①着物を汚さないように配慮を!
せっかくの着物を楽しい食事の席で汚したくはありませんよね。
食事のときは大きめのハンカチやナフキンなどを帯の位置から膝へ覆うようにかけましょう。
和食の場合はナフキンがない場合があるのであらかじめ大きめのハンカチを用意しておくことをおすすめ致します。
②美しい所作
着慣れない着物で最も注意しなければいけないのは袖です。
普段と同じようにものを取ろうとした際に誤って汚してしまう可能性もあります。
ものを手で取るときは必ず袖を抑えることを意識しましょう。
また、距離が遠いと感じたら無理せず周りの人に頼むほうが安心です。
着物を着て上品な立ち居振る舞いを*
いかがでしたか?
今回は着物での立ち居振る舞いについてご紹介しました♪
着物の立ち居振る舞いは少し大変そうですが、だからこそ一つ一つの所作に美しさがありますよね。
気になった方はぜひ着物にチャレンジしてみてください!
着物での立ち居振る舞い、着物のレンタルについて、気になることがあればお気軽にご相談くださいませ♪