季節柄の着物〜着物で季節を感じよう〜
お着物にも季節を感じさせる柄がございます。
必ず季節柄を着用しなくてはならないというわけではありませんが
春夏秋冬の着物をそれぞれの季節に着ることによって粋な和服美人になれますよ。
今回はそんな四季を感じさせる着物を紹介したいと思います。
春の柄
桃や桜、菖蒲、藤、椿、牡丹など3月初旬から5月頃に咲く花が春の着物の柄です。
始まりの春にぴったりな華やかな柄が多いです。
*牡丹の柄の着物
古来より富貴の象徴と言われる牡丹と四季折々の花が咲き誇り、華やかな印象を受けます。
長寿の象徴である鶴も描かれ、日本古来の古典的な雰囲気を併せ持ち、お祝い事にふさわしいお着物です。
夏の柄
紫陽花、笹、竹、あやめなど6月から8月に咲く夏の花、植物が季節の柄です。
こちらは淡い水色を基調とした涼しげな打掛です。
夏に着ても暑苦しく感じさせない爽やかな色合いで夏の新緑との相性がとても良く、美しいお着物です。
秋の柄
紅葉、萩、桔梗、撫子など9月から11月に咲く花や植物が季節の柄です。
紅葉の赤など華やかな色が多いながらも落ち着いた雰囲気のお着物もございます。
こちらは紅葉を施したお着物です。
鮮やかな色彩で描かれた手描き友禅が特徴の色打掛です。
冬の柄
菊や松竹梅など縁起の良い柄も冬の柄の特徴です。
こちらは菊のお着物です。
存在感を醸し、懐古調のロマンを満腔にたたえた花嫁姿が特徴のお着物です。
季節の着物の着こなし方
いかがでしたか?
季節ごとに美しい着物があり、それぞれにあった季節に着ることによって真価が発揮されます。
まだまだ紹介しきれていない季節柄の美しい着物がたくさんあります。
美しい着物の柄をもっと知りたい、もっと見たいという方向けにたくさんの着物が載っているページも用意しております。
さらに試着してみたい、写真を撮りたいという方向けのプランやフェアもご用意していますのでなんでもご相談ください。