熨斗ってどんな模様なの?おすすめの色打掛もご紹介✿
結婚式で色打掛を着ることに決めた花嫁様♫
色打掛には様々なデザインがありますが、どんなものにするかはお決まりでしょうか?
今回は、縁起がよいとされる図柄を意味した「吉祥文様(きっしょうもんよう)」の
一つである「熨斗模様(のしもよう)」の色打掛についてご紹介していきます。
吉祥文様について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
⊿ 老舗呉服屋がおすすめする!【吉祥文様の着物】着物の柄の伝統模様
目次
熨斗模様ってどんな模様?
「熨斗」と聞くと一般にお祝いの時に添える飾り物をイメージする方が多いと思います。
元来、熨斗とはアワビの肉を薄くむき、引き伸ばして干した熨斗アワビのことで、
永遠の象徴として引出物・進物に添えるようになりました。
現在、最もよく見られる熨斗模様は細長い帯状の熨斗が数本束になっている「束ね熨斗」と呼ばれるものです。
数本まとまった熨斗が流れるように模様付けされた熨斗模様は、
大胆で伸びやかな動きのある構図として、面を美しく飾ります。
また、熨斗模様は他の文様と組み合わされていることが多いので、華やかな色打掛をお探しの方に特におすすめです!
熨斗があしらわれた美しい色打掛をご紹介
1.吉祥慶長熨斗(きっしょうけいちょうのし)
古典的な美をより近代的な装飾性へと展開させた、江戸時代慶長年間の意匠を現代風に構成。
熨斗は贈答品につける飾り物の形を文様化したもので、
両家の結びつきを深める意があります。
たくさんの色が使われた華やかな色打掛は、正面・サイド・後ろ姿といろんな表情を持っているので、
写真撮影で様々な角度から楽しむことができます♫
2.絢雅束熨斗文(けんがたばねのしもん)
熨斗文様にのせ爛漫と咲いた花々や雪輪文様が賑やかに描かれた
愛らしさと華やぎを備えた色打掛。
端正な粒の重なりで柄を表す相良刺繍や糸の光沢を生かす平刺繍などの技法を駆使しています。
赤と黒を基調とした上品な色合いが大人花嫁様にもぴったりです♪
3.疋田熨斗花車文(ひったのしはなぐるまもん)
疋田、牡丹、菊、桜などの和のテイストを用い、
総絵羽の柄は地の疋田に至るまで全て400口錦の織物であしらわれています。
背中には熨斗が広がり、裾には花車とどの角度から見ても華やかな柄行きの打掛です。
いかがでしたか?
熨斗模様は、色打掛の中でも定番で伝統的な、とても華やかな図柄です。
ぜひ、気軽に取り入れてみてください♪
TAGAYAでは、様々な種類の色打掛をご用意しております!
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